高校受験生にむけて   総合学習塾UPーW@RD(あっぷわーど)

query_builder 2023/10/10
城南本校ブログ
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高校受験生に向けて


いよいよ入試シーズンです。君たちは初めて、自分で進路を決定し自分の意志で「高校に進学」するわけです。簡単に言うと、大人になるということです。

 さて、秋の実力テストを終えると学校で3者懇談が行われ、私立受験校を決め公立高校の目星をつけることになります。進路指導の材料は秋のテストの結果です。高校にいくための大事なテストになりますから、しっかり準備をして、自分の力を出し切りましょう。



秋の実力テスト目標点(学年の平均を250点とした時)

 

北摂つばさ、英真、星翔、宣真:140〜200点

阿武野、大冠、大阪:180〜230点

芥川、大阪(文理特進)、金光(進学、特進Ⅱ)、京都西山(進学)240〜290点

高槻北、青凌(進学)、金光(特進Ⅰ、Ⅱ)280〜330点

槻の木、青凌(特進)、金光(特進Ⅱ)、京都西山(特進)340〜380点

三島、青凌(特進S)、追手門(Ⅱ類)370〜410点

春日丘、追手門(Ⅰ類、特進SS)、関西大倉(特進)410〜440

茨木、北野、関西大倉(特進S)、立命館(MS、コア)440点以上



通知表目標:9科目オール5で45/定期テスト目標点数:学年の平均を300点とした時

 

北摂つばさ:20〜25/200〜250点

阿武野、大冠:25〜30/260〜300点

芥川:30〜34/310〜350点

高槻北:34〜38/360〜400点

槻の木:38以上/400点〜430点

三島:40以上/430〜450点

春日丘:42以上/450点以上

茨木、北野:43以上/460点以上



五ツ木/V模試 目標偏差値(ss)

 

北摂つばさ、英真、星翔、宣真:ss33/35

阿武野、大冠、大阪:ss37/42

芥川、大阪(文理特進)、金光(進学、特進Ⅱ)、京都西山(進学)ss44/47

高槻北、青凌(進学)、金光(特進Ⅰ、Ⅱ)ss49/53

槻の木、青凌(特進)、金光(特進Ⅱ)、京都西山(特進)ss53/57

三島、青凌(特進S)、追手門(Ⅱ類)ss58/62

春日丘、追手門(Ⅰ類、特進SS)、関西大倉(特進)ss64/68

茨木、北野、関西大倉(特進S)、立命館(MS、コア)ss70/73

(心構え)




「行きたい高校がない」「やる気が起こらない」の解決法

 

「行きたい高校がない」…放っておくと、行ける高校がなくなるまで成績が落ちしまうので、とにかく勉強しましょう。

それでも勉強したくないなら、極論を言うと高校へ行く必要はありません。高校は勉強を自主的にしに行くところです。

高校受験を突破するための受験勉強くらいができないようでは、この先が思いやられます。大人になっても役にたつ人にはなるためには、目の前のやるべきことをやっていく、食事で例えるなら、好きではないけれど、肉ばかり食べずに野菜もしっかり摂ることが大切です。

立派な大人(人の役に立つ人)になるために勉強することは、健康な体を作るためにバランスの取れた食事をすることと同じです。

5科目の成績を見渡し、まずは極端に点数が低い科目や分野をやって行きましょう。

 

「やる気が起こらない」…なぜやる気が起こらないかと言うと、「何もしていない」からです。

人間のやる気は、行動→状況が変わる→それに気づく→また状況を変えたくなる→行動する→状況が変わる  の連続で発生します。

肝心なのは、やる気が初めではなく、行動が最初だと言うことです。


やる気が起こらない人の特徴は「何もせずに先のことばかり考えている」ことです。人間は日常、未来のことを考える時、80%以上悪いことを考えているというデータがあります。

これは、人間が動物である証拠で、いつ他者から攻撃されるか分からないので、常に最悪のことを考えてしまうという「本能」の表れです。


ですが、一方で、現代人が考える悪いことの85%以上は実際には現実には起こらないと言うデータもあります。

つまり、

我々現代人は、先のことを考えて立ち止まるより、今目の前のやらなければならない、自分にとって「栄養」となることを、目標と計画を立てて懸命にやる方が、成功するし幸せになれるのです。




では、今何をやるべきか? 

 

君たちの話の前に、僕の話をします。

僕も中学生の頃があったわけで、当然高校受験を経験しています。

塾長!!なんて呼ばれて、偉そうな感じがしますが、高校受験は失敗しています。野球部の友人6人ととある高校を受けましたが、僕だけ不合格でした。2週間家から出られませんでした。大学受験も失敗し、第一志望には受かっていません。でも1mmも後悔はしていません。

 

もう少し話します。

 

僕の家は、父も母も中学卒業で、高校には行っていません。

僕は3兄弟(弟と妹がいます)の長男で、父は夜遅く、母もパートに出て朝少しと夜寝る前少しの時間しか毎日一緒には過ごせませんでした。

高校受験をするときも、どうしてもう1つ下の高校を受けないの?とか、私立高校になったら奨学金を借りて自分で言ってねとか、定期代は抱いてあげるね、とかいう話だけでした。


友人がたくさん塾に行く中、僕も行ってみたかったけれど、僕が行けば弟や妹も行くことになるだろうから、経済的に親が苦労するだろうから、言い出せませんでした。

けれど、僕はそういう時に考え方を強く持つことを覚えました。絶対に塾に行かないと成績が上がらないのか? 僕の成績が上がらないのは父母が高校にも行ってないからなのか? お金があれば解決するのか? 勉強する意味ってなんだろうか? いい学校に行けば何がいいんだ? そもそもいい学校に行ったら偉いのか? 毎日受験勉強しながらも考え続けました。

 

もちろん、答えは十人十色。何が正解かは、自分の中にしかないと思うけれど、僕の中では2つ確かな答えを見つけました。

それは、「勉強と仕事は同じ。」 「大人になって何か手に入れようとする時、武器が必要。」ということでした。

 

勉強と仕事は同じ と言うのは、大人は仕事をして、その仕事に見合った「お金」を手にして生活しています。でも子供は仕事ができません。

その代わりに、学校に行って「勉強」をしています。そして大人はいい仕事をしたら褒められる代わりに「お金」をもらえます。子供はいい成績を取れば「褒められ」ます。つまり、僕たちは「勉強して」生活しているんだと。じゃあ、その勉強が、仕事に変わるのはいつなのか?そして、その勉強の内容は大人になるために必要なのか? 

それが問題になってきます。

 

僕が考えたのは、勉強ってなんだろうと言うことです。

英語を勉強しても、日本では大人になっても話せる人は少ないし、使っている人もあまりいません。日本人で英語を使って仕事をしている人は3%以下です。中学や高校で習う関数だって、パソコンがやってくれます。勉強なんかしなくたって、スマホやパソコンがあればいいんじゃないか? ふとそう考えてしまいます。

そんな時に、また「勉強ってなんだろう?」と言うことです。



皆さんはどう考えていますか? 僕が中学、高校、そして塾を作ろう!思ったとき考えたのは、勉強している内容自体も大切だが、それを身につける方法や、身に付けようとするまでのプロセス(道のり)の方がもっと大切だ! ということです。

 

例えば、僕は中3は部活から帰ったら寝るまで3時間、朝は早く起きて2時間、毎日5時間くらい勉強していました。もちろん、みんながT Vやゲームで盛り上がっている話についていけないこともありましたが、それはそれで、なんとなくやり過ごす術も覚えたし、部活でしんどい時は少し休憩したりもしましたから、勉強だけしていただけではありませんが、中学生活も高校生活も中心は勉強でした。

 

勉強をして手に入るのは、「勉強のやり方」「勉強を続ける集中力」「真似をする力」「専門知識」「出来ないことを出来るまでやれた時の自信と達成感」「勉強ができない人の気持ち」「勉強ができる人の気持ち」。。。その他いろいろです。

 

 

 

僕なりの「なぜ勉強するのか?」に対する答えは、

 

「将来自分だけの武器」を持って、仲間とともに他人のために活躍するためです。

 

例えば、僕は野球をやっていて、小中学生の時は足が速かった(50mは6秒前半、100m12秒前半)ので、推薦で陸上部と野球部から声がかかりました。けれど、高校の部活見学に行くと、僕なんかよりも体も大きく技術的にも優れた人たちがいっぱいいて、少し考えました。

ですが、最終的には、当時勉強の中でも得意だった「英語」一本に絞ろう!これを鍛えて人の役に立とう!と思いました。

 

もちろん、野球と両立もできたかもしれませんが、そこは自分の性格的に、一つに絞るべきだなと思ったので思い切って野球も走ることもやめました。大人になるまでボールも握りませんでした。

 

「自分だけの武器」と言いましたが、もちろん大学に入るまでは英語以外もたくさんの勉強をしました。31歳で英語検定1級を取得するまで中1から数えると、18年間やり続けました。

 

実は物事を極めていくと、ゲームと同じで(やったことないけれどたぶん)、それ以外の知識が必要になってきます。

僕は高校の時、英語の成績をあげるために理科と数学の勉強時間を削りましたが、のちにがっつりやらないといけない事態に陥り困りました。

 

 

大人になると、それぞれ個人が違う武器(能力、できること)を持ち合って、力を合わせて仕事をし、人の役に立って生活をしていることに気づきます。  

また、しっかり仕事以外の時間を持って、家族や恋人や友人と過ごす時間が次の仕事へ向かう原動力になります。

 

だから、僕は、スマホやゲームが100%悪いとは思いません。

けれど、息抜きのレベルを超えてやる意味があるのかを考えてほしい。

スマホやゲームをやって奪われる時間で、何ができたか? それを考えよう。

今直面しているのは、君たち自身がこれからどういう可能性(武器)を持てるか?と言う問題で、やるべきことは、どんな武器を揃えるためにも絶対に必要な「高校」と言う場所に入ること。しかもできるだけレベルの高い高校に。


より偏差値の高い高校には、まだ見ぬ君たちと同等の学力レベルの仲間が待っている。

少しでも結果を残して集まった仲間たちと、次の3年間を過ごし、またそれぞれ違う武器を磨くために「大学」へいく。

武器を手に入れるための自分との戦いは、これから続く。受験は勉強の始まり。僕は中3の時からそんなことを考えて大人になったが、根本の部分は今もそう思っている。野球や音楽や芸術、家が何かお店をやっていたり、すごく特別な才能を持っていたり、特殊な事情がある人以外は、絶対に勉強を中心に学生時代を過ごしてほしい。

 

 

「ジュースは我慢して、我慢して、さらに我慢して、一気に飲んだ方が絶対美味い!」

 

人間は楽をしようと思えばいくらでもできるし、逆に苦しいことばかりでは息が詰まります。けれど、長い人生(君たちなら中学3年間で考えて構いません)勝負所というものがあります。ここで一気に持てる力を全て出した上で、もう1歩2歩出し切る場面。

 

高校受験においては、

「中3の秋の実力テスト」が勝負所です。ここでやらないといつやるんだ!!と言う気構えで取り組んでください。今は遊ぶ時ではありません。好きなことをやらずに我慢する時です。

 

するべき時にするべきことをやらず、遊び呆ける者を「阿呆(あほう)」もしくは「馬鹿者(馬や鹿と同じ動物)」と呼びます。アホやバカになってはいけません。自分の未来のために今は勉強に集中しましょう!! 

ゲームなら終わったら一日中やる!友達と遊ぶなら勉強のことを1秒も考えずに遊び倒す!そんな1日を計画(お勧めは実力テスト後の日曜日)して今は一心不乱に勉強だけをやり抜きましょう!

 

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